長野県の温泉ホテルのエントランスロビー、そしてレストランへのアプローチを彩るのはErina Miyamotoさんの2作品です。F50という大型のキャンパスに描かれた作品は迫力があると同時に、猫が手を伸ばす先の希望にも思いを馳せることのできる暖かい作品となっております。作品はホテルのゲストがエレベーターを降りて最初に目にする場所に展示されており、これからの滞在への期待を高める役割を担っています。現在ではゲストの方を中心に「猫ちゃんのところで」とホテルのアイコンにもなっているほど、どんな場所にもしっかりと馴染むことができる作品です。
// About Artist //
Erina Miyamoto
宮本 英利菜
愛知県生まれ。名古屋造形大学 造形学部 美術学科 洋画コース 終了。
日常の光景、主に飲み物に浮かぶ氷をモチーフに制作を行う。ふとした日常の光景を独自の感性で画面に切り取り、新しい見え方、日常とアートの結びつきを表現する。
近年の主な展示に個展「Photon」(2022/SOFTCOFFEEROASTER・大阪)、「Boisson Froide」 (2022/ON the UMEDA・大阪)、企画展「CROSSOVER Vol.19」(2019/Art Crown Business Center・台湾)など。
これまでの受賞に中部春陽年展(2016年/大賞・2017年/大賞)、はるひ絵画トリエンナーレ(2018年/佳作)など。2023年5月、個展開催予定。